はり灸レンジャー第13回東北被災地訪問

9月20日~22日の3日間、はり灸レンジャー13回目の訪問に参加しました。

 

シルバーウィークを利用しての訪問、しかも嵐(ジャニーズの)初の仙台公演とあって夜行バスのチケットがなかなか取れない事態に遭遇しつつ、何とかバスを確保して20日朝仙台入りしました。

 

1日目

宮城県石巻市、中瀬公園にて

被災地障がい者センター石巻「にょっきりフェスタ石巻2015」参加

 

障がい者復興イベントに「はり治療体験」という形で参加。鍼灸は初めて、という方も多く、大勢の方々に鍼灸治療の効果を実感していただけてと思います。



2日目

午前

宮城県登米市、NPO法人奏海の杜(かなみのもり)施設内にてスタッフさん、近隣の仮設住宅入居中の方々に施術。

奏海の杜さんはいつも施設を宿舎として提供していただいています。お世話になっております。


午後

宮城県南三陸町 入谷(いりや)福祉仮設住宅にて施術。


その後、南三陸町の復興工事現場などを見学。以前のブログにも書きましたが、南三陸町の低地部分では盛り土工事が行われていて、現在も至るところで進行中。

南三陸町。この辺りは本当にいい景色です。何とか守ってほしいものです。
南三陸町。この辺りは本当にいい景色です。何とか守ってほしいものです。



3日目

福島県田村市、NPO法人ケアステーションゆうとぴあ、施設内にて施術。


その後、施設のスタッフさんに原発事故の被災地を案内していただきました。

除染作業が市民生活のすぐそばで行われていたり、汚染土の入った袋が一般道路のすぐ脇の農地大量に積まれていたり・・・テレビなどの報道ではわからない現状を目の当たりにして少しショックを受けました。

除染作業中の現場
除染作業中の現場
汚染物質の集積場。一般道路から撮影。
汚染物質の集積場。一般道路から撮影。



ともあれ、3日間天候にも恵まれ、東北の人々のやさしさに触れ、あらためてこの土地の風土の素晴らしさを感じました。

今回も受け入れてくださった皆さんに感謝します。ありがとうございました。

また宜しくお願い致します。